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プランターでもミニ玉ねぎなら栽培できます!ミニたまねぎのベランダ栽培

  • 執筆者の写真: compactagri
    compactagri
  • 2021年9月8日
  • 読了時間: 3分

更新日:2021年10月6日


直径3㎝ほどのミニ玉ねぎは別名ペコロスと言います。煮込み料理やピクルスなどに丸ごと使え、かわいらしく便利なお野菜です。プランターでは、通常の玉ねぎの品種でも株間を狭く密集栽培すれば作ることができますが、ミニ品種を選んだ方が失敗が少なく栽培できますよ。種まきから収穫までは約半年。その間に3回ほど間引きする間引き菜も美味しく頂きながら、玉ねぎが育つ姿をじっくり楽しみましょう。


栽培に必要なスペース

ミニ玉ねぎのプランター栽培に必要なスペースと推奨するプランターサイズは以下の通りです。


◉プランターサイズ

標準サイズ(容量20L)


◉必要なスペース

幅:50〜60㎝ 高さ:40〜50㎝ 奥行:30㎝


栽培に適した時期

種まき:10月中旬〜11月中旬まで

収穫:4月中旬〜5月中旬


準備するもの

◉プランター(標準サイズ)

◉培養土

◉鉢底石

◉化成肥料

◉じょうろ

◉30㎝ほどの細長い棒

◉種


栽培スタート!

◉プランターの準備

プランターの底に鉢底石を敷き、その上に培養土を入れます。

(土を入れる量はプランターの縁から2㎝くらい下まで)


◉種まき(筋まき)

用意した細長い棒を土に押し当て、10〜15㎝ほどの間隔をあけて深さ5mm程度の種まき  溝を2本作ります。種まき溝に1cm間隔で種をまき、まき終えたら土をかけて手のひらで優しく押さえて土と種を密着させます。最後にたっぷり水やりをします。


◉水やり、発芽

ミニ玉ねぎは発芽まで1週間程度。それまでは毎日欠かさず水やりをしましょう。


◉間引き、追肥

栽培期間中に2〜3回の間引き、1回の追肥を行います。


*1回めの間引き

草丈が3〜4cmくらいが目安です。株が2〜3㎝間隔になるように間引きします。


*2回めの間引き(同時に追肥をします)

草丈が7〜8cmくらいが目安です。株が5㎝間隔になるように間引きします。

間引き後、化成肥料10g を追肥します。列と列の間にパラパラとまき、土と混ぜ合わせて株元に寄せます。土の量が減っている場合は、このタイミングで新しい土を株元に足しましょう。


*3回めの間引き(してもしなくてもOK!)

株が混み合ってきたら3回目の間引きをしてもよいです。間引きした葉っぱは「葉たまねぎ」として美味しく頂けますよ。


◉収穫(種まきから2〜3ヶ月後)

暖かくなってくると徐々に根元がふくらみ始めます。球の直径が3〜4cmに生長したら収穫のタイミングです。根元を持って引き抜くとカンタンに収穫できます。採りたては辛味が少なくてとっても美味しいですよ!傷みやすいので早めに食べてくださいね。収穫量はプランター1つからおおよそ20個程度です。


ミニ玉ねぎの栽培まとめ

◉栽培適期

 種まき:10月中旬〜11月中旬まで

 収穫:4月中旬〜5月中旬

◉推奨プランターサイズ

 標準サイズ(容量20L)

◉種まき〜発芽

 2列の筋まき(種と種の間隔は1㎝)

 発芽までは1週間程度

 毎日の水やり必須

◉間引きと追肥のタイミング、追肥の量

 1回め間引き:草丈が3〜4cmになった頃、株間2〜3cmが目安

 2回め間引き:草丈が7〜8cmになった頃、株間5cmが目安

 追肥:2回めの間引き後に化成肥料10gずつ。土が減っていたら培養土を足す。

 ※3回目間引きは株間が混み合ってきたら。

  間引いた葉は「葉たまねぎ」として食べられます。

◉収穫

 種まき2〜3ヶ月後、球の直径が3〜4cmにふくらんだら収穫のタイミング。

 根元から引き抜いて収穫。

◉収穫量の目安

 プランター1つから20〜30個程度

 

以上、ころんとかわいいミニ玉ねぎ(ペコロス)の栽培についてご紹介しました。収穫まで時間はかかりますが、2回の間引きと1回の追肥で、それほど手間がかからずカンタンです。とりたてはみずみずしくジューシーでとっても美味しいですよ。ぜひチャレンジしてみてくださいね。


 
 
 

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