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ベランダたくさん収穫♪大人気の夏野菜!ナスのベランダ栽培について

  • 執筆者の写真: compactagri
    compactagri
  • 2022年4月27日
  • 読了時間: 4分

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ナスは家庭菜園で大人気の夏野菜の一つ。熱帯原産の野菜なので、暑さが進むと株はどんどん成長し、実もたくさんついてきます。整枝といって、メインの茎(主枝)1本と脇の枝(側枝)2本を残して枝を整える作業さえすれば、実のつきがよくなり、たくさんの収穫を楽しめます。整枝をして、定期的に追肥をしていけば夏から晩秋まで長い期間収穫を楽しめますよ。今回はナスのベランダ栽培についてご紹介します。


栽培に必要なスペース

ナスのプランター栽培に必要な推奨プランターサイズとスペースは以下の通りです。


◉プランターサイズ

深型サイズ(容量20L〜30L)

※麻袋やビニール製の袋を代用することもできます。


◉必要なスペース

幅:50〜60㎝ 高さ:150㎝ 奥行:50〜60㎝


栽培に適した時期
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植え付け:5月上旬〜5月下旬まで

収穫:6月中旬〜11月初旬まで


準備するもの

◉直径30cm以上の深鉢(ナス科は深く根を張るので深鉢がおすすめです)

◉培養土

◉鉢底石

◉化成肥料

◉支柱(40〜50㎝×1本、120㎝×1本)

◉ひも

◉じょうろ

◉苗


栽培スタート!

種から元気な苗に育てていくのはとても手間がかかります。

最初は苗を購入して栽培することをオススメします!


◉苗選び

ホームセンターや園芸店などで直接目で見て購入する場合は下記に注意します。


①茎や葉がしっかりしていて元気なもの

②葉の色(緑が濃すぎないもの、黄色く変色していないもの)

③葉と葉の間の茎が詰まっていて短いもの

④なるべく一番花が咲いていないもの


※ネット購入する場合はきちんとショップ評価や口コミを確認しましょう!


◉プランターの準備

用意した深型のプランターの底に鉢底石を敷き、その上に培養土を入れます。培養土を入れる量は半分くらいまでにしてください。


◉植え付け前の準備

苗を購入したら、栽培する環境に少し慣らしておきましょう。数日経って本葉が6〜7枚くらいになり、最初の花が咲き始める頃が植え付けのタイミングです。晴れた日の午前が植え付けにおすすめです。


◉植え付け

半分まで培養土を入れたプランターに植え付けていきます。育苗ポットから苗を優しく取り出して、プランター中央に仮置きします。そして、苗の周りに土を入れて植えていきます。この時、深植えしないように注意しましょう。(苗の土の高さが、プランターの土の高さより少し上に出るように浅く植え付けます)

植え付けたら苗がぐらつかないよう、苗とプランターの土を優しく押さえてなじませます。その後、40〜50㎝の短い支柱を仮支柱として株のわきに斜めに差し、茎と支柱が交差する部分をひもで固定して仮支柱を立てます。これで株が倒れるのを防げます。植え付けが終わったら水やりをたっぷりしましょう。


◉整枝

一番花が咲いたら3本仕立てになるよう、枝や葉を整理していきます。

メインの茎(主枝)と一番花の下の2本のわき芽を伸ばし、その下のわき芽を摘み取っていきます。わき芽をそのままにしておくと枝になり栄養分が分散してしまったり、葉が混み合って病気や害虫の原因となってしまうため、実のつきをよくするためにも整枝していきます。摘み取るときは病気の感染予防のためにも、ハサミではなく手で行いましょう。


◉メインの支柱を立てる

植え付けから2〜3週間経ったら、どんどん重くなっていく株が倒れないようにメインの支柱を立てます。


【立て方】

①株から少し離れた箇所に120㎝の支柱を垂直に立てる。

②主枝と支柱をひもで八の字に数カ所結んで固定して株を安定させる。

 (株の成長を考えて、枝に巻くひもは少しゆとりを持つ。)

③仮支柱を外す


◉追肥

株を疲れさせないためにも、定期的に追肥をしていきます。

最初の追肥のタイミングは、植え付けから1週間〜10日後です。

株の周りに化成肥料10g(約ペットボトルキャップ1.3杯)をパラパラとまき、土と混ぜ合わせます。その後は3週間に1度のタイミングで同様の追肥を行いましょう。

また、追肥のタイミングで土が減っているように感じたら、新しい土を足しましょう。


◉収穫

植え付けから約1ヶ月後に実が成り始めます。最初の実は小さめ(7〜8cm)のうちに収穫、その後は10〜13cmになったらヘタから切り取り収穫します。


ナス栽培まとめ

◉栽培適期

植え付け:5月上旬〜5月下旬まで

収穫:6月中旬〜11月初旬まで

◉推奨プランターサイズ

深型サイズ(容量が20〜30L)

◉苗の植え付け

プランター中央に植え付ける

仮支柱を立てる(株のわきに斜めに立ててひもで固定)

◉摘芽/てきが(わき芽取り)

主枝とわき芽2本を残し3本仕立てに整枝

◉メインの支柱立て

120㎝の支柱を株から少し離れた場所に立て、ひもで結んで安定させる。

支柱と枝を八の字に数カ所結んで固定。

◉追肥

植え付けから1週間〜10日後に最初の追肥。その後は3週間に1回、同量の追肥

肥料10g(約ペットボトルキャップ1.3杯)を株の周りにまいて土と混ぜ合わる。

・土が減っているようなら、新しい土を足す。


◉収穫

実の長さが10〜13cmになったらヘタから切り落とし収穫


以上、ナスのベランダ栽培についてご紹介しました。定期的に追肥をして株を疲れないようにしてあげれば、晩秋まで長期間の収穫を楽しめます。おトク感があって家庭菜園にオススメ!お子さんと一緒に簡単に収穫できるのも楽しいですね。ぜひチャレンジしてみて下さいね。


ベランダ栽培にオススメな夏野菜はナス以外にもたくさんあります!

何種類か一緒に育ててみるのも楽しいですね。

ベランダ栽培にオススメな夏野菜はこちら




 
 
 

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