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ほぼ1年中種まきOK!長期間収穫が楽しめる水菜のベランダ栽培

  • 執筆者の写真: compactagri
    compactagri
  • 2021年11月26日
  • 読了時間: 3分

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水菜はサラダなど生食でも、お鍋や炒め物など火を入れても美味しい葉物野菜。暑さにも寒さにも比較的強く、真冬を除けばほぼ通年で栽培出来ます!草丈25〜30㎝くらいがちょうど良いサイズですが、間引き菜も美味しく頂けますよ。栽培期間が短いので初心者でも失敗が少なく育てやすい野菜です。今回は水菜のベランダ栽培について、コツやポイントをご紹介していきます。


栽培に必要なスペース

水菜のベランダ栽培に必要な、推奨プランターサイズとスペースは以下の通りです。


◉プランターサイズ

標準サイズ(容量20L 幅60㎝×奥行30㎝)


◉必要なスペース

幅:60㎝ 高さ:50㎝ 奥行:30㎝


栽培に適した時期
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種まき:3月上旬〜11月中旬まで

収穫:5月上旬〜1月中旬まで


真冬を除きほぼ1年中種まきが可能で、長期間の収穫を楽しめます。

準備するもの

◉プランター(標準サイズ:容量20L 幅60㎝×奥行30㎝)

◉培養土

◉鉢底石

◉化成肥料

◉30㎝ほどの細長い棒

◉じょうろ

◉種


栽培スタート!

◉プランターの準備

プランターの底に鉢底石を敷き、その上に培養土を入れます。

(土を入れる量はプランターの縁から2㎝くらい下まで)


◉種まき(溝まき)

2列で溝まきにします。

用意した細長い棒を土に押し当て、10〜15㎝ほどの間隔をあけて種まき溝を2本作ります。種まき溝に1㎝間隔で種をまき、まき終えたら薄く土をかけて軽く押さえます。

最後にたっぷり水やりをします。


◉水やり、発芽

発芽までは3〜4日程度です。それまでは欠かさず毎日水やりをしましょう。


◉間引き、追肥

栽培期間中に2回の間引きと1回の追肥を行います。


*1回めの間引き(種まきから1週間程度)

双葉が開く頃から本葉1〜2枚の間が目安です。株が2〜3㎝間隔になるように間引きます。


*2回めの間引き(同時に追肥をします)

本葉が4〜5枚になった時が目安です。株が4〜5㎝間隔になるように根元から切り取り間引きします。

間引き後、化成肥料10g を列と列の間にパラパラとまき、土と混ぜ合わせて株元に寄せます。土の量が減っている場合は、このタイミングで新しい土を株元に足しましょう。

間引き菜もおひたしやサラダ菜として、美味しく頂けます。


◉収穫(種まきから1ヶ月後〜)

草丈が25〜30㎝になったら収穫をスタートします。株の根元をハサミで切り取って収穫していきます。1株おきに収穫して株の間隔を広げることが収穫のポイント。間隔を広げて収穫すれば、根元から新しい葉が伸びて、株は一回り大きく生長していきます。収穫量はプランター1つからおおよそ10〜15株(500g)程度です。


水菜の栽培まとめ

◉栽培適期

 種まき:3月上旬〜10月末まで

収穫:5月上旬〜12月末まで

◉推奨プランターサイズ

 標準(容量20L 幅60㎝×奥行30㎝)

◉種まき〜発芽

 10〜15㎝間をあけて2列の溝まき

 発芽までは3〜4日

 毎日の水やり必須

◉間引きと追肥のタイミング、追肥の量

1回め間引き:種まきから1週間程度、双葉が開き本葉が1〜2枚の頃に株間2〜3㎝目安。

2回め間引き:種まきから2週間程度、本葉が4〜5枚の頃に株間4〜5㎝目安。

追肥:2回めの間引き後に化成肥料10g。土が減っていたら培養土を足す。

◉収穫

種まきから1ヶ月程度、草丈25〜30㎝が目安。

◉収穫量の目安

プランター1つから約500〜700g程度


以上、水菜のベランダ栽培についてご紹介しました。真冬を除きほぼ1年中種まきができるので、時間差で種まきすれば長い間収穫を楽しめます。発芽率も高く比較的簡単に栽培できるので初心者の方にもおすすめ!ぜひチャレンジしてみてくださいね。

 
 
 

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