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インゲン豆のベランダ栽培。つるなし種で短期収穫!

  • 執筆者の写真: compactagri
    compactagri
  • 2021年6月25日
  • 読了時間: 3分

更新日:2021年8月23日


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夏においしいインゲン豆。ごま和え、炒めもの、煮物、揚げ物など食べ方も色々。便利でおいしい野菜です。豆の栽培と聞くとネットを張ったり大変そうなイメージがあるかもしれませんが、実はベランダでも簡単に栽培できます!インゲン豆にはつるのある種類とつるのない種類があり、ベランダ栽培にはコンパクトに栽培できる”つるなし種”がおすすめです。つるなし種は収穫までが比較的早く、ネットを張らずに栽培できるのでベランダ栽培に向いています。肥料を与えすぎると実がつかない事があるので、追肥の量やタイミングに注意してたくさんの収穫を目指しましょう!今回はインゲン豆のベランダ栽培についてご紹介していきます。


栽培に必要なスペース

インゲン豆のプランター栽培に必要な、スペースと推奨するプランターサイズは以下の通りです。


◉プランターサイズ

標準サイズ(容量20L)


◉必要なスペース

幅:50〜60㎝ 高さ:50〜6㎝ 奥行:30㎝


栽培に適した時期
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種まき:4月上旬〜7月上旬まで

収穫:6月上旬〜9月下旬まで


準備するもの

◉プランター(標準サイズ:容量20L)

◉培養土

◉鉢底石

◉化成肥料

◉直径5㎝ほどのプラ容器や瓶など(種まきの凹み作り)

◉支柱2本(30〜40cm)

◉じょうろ

◉種


栽培スタート!

◉プランターの準備

プランターの底に鉢底石を敷き、その上に培養土を入れます。

(土を入れる量はプランターの縁から2㎝くらい下まで)


◉種まき(点まき)

30cm間隔を開けて、2箇所の点まきにします。

直径5cmほどの容器などを利用して、種まきの凹みを作ります。用意した容器を土に押し当てると、丁度よい凹みが作れます。深さは5mmほどが目安です。種まきの凹み1箇所あたり3粒の種をまきます。種が重ならないように等間隔でまきましょう。まき終えたら土をかけて手のひらで優しく押さえて土と種を密着させ、最後にたっぷり水やりをします。


◉水やり、発芽

インゲン豆は発芽まで5〜7日程度かかります。それまでは毎日欠かさず水やりを!


◉間引き、追肥、支柱立て

栽培期間中に1回の間引きを行います。追肥は栽培期間中、1回のみ!肥料を与え過ぎると葉ばかりが茂って実のつきが悪くなるので注意して下さい。


*間引き

本葉が2〜3枚の頃に元気の良い勢いがある株を1本を残し、他の株を引き抜きます。間引いた株が比較的成長の良いものであれば、別のプランターに植え替えも可能です。

*追肥

間引き後、株のまわりに化成肥料15gをまきます。

*支柱立て

株のわきに支柱を立て、紐や誘引テープなどで茎を支柱に誘引します。

支柱を立てることで、実がついたときの重みで株が倒れるのを防ぎます。


◉収穫(種まきから1ヶ月後〜)

開花してから2週間程度経ち、さやが15cmほどになったら収穫のタイミングです。

ハサミで切り取って収穫します。収穫が遅れるとさやが固くなってしまうので、早めに収穫しましょう!収穫量はプランター1つ(2株)から約50本。たくさん採れます!


インゲン豆の栽培まとめ

◉栽培適期

 種まき:4月上旬〜7月上旬まで 収穫:6月上旬〜9月下旬まで

◉推奨プランターサイズ

 標準(容量20L 幅60㎝×奥行30㎝)

◉種まき〜発芽

 プランター内、30cmの間をあけて2箇所の点まき

 1箇所あたり3粒の種をまく

 発芽までは5〜7日程度

 毎日の水やり必須

◉間引き、追肥、支柱立て

 間引き:本葉が2〜3枚の頃に元気な1株を残す

 追肥:間引き後に化成肥料15gを株のまわりにまく。追肥はこの1回のみ!

支柱立て:株のわきに支柱を立て茎を誘引。実の重さで株が倒れるのを防ぐ。

◉収穫

 開花後2週間ほど、さやが15cmくらいになったらハサミで切り取って収穫。

 収穫が遅れるとさやが固くなるので、タイミングを逃さないように注意!

◉収穫量の目安

 プランター1つ(2株)から約50本ほど

 

以上、夏においしいインゲン豆のベランダ栽培についてご紹介しました。つるなし種を選べばベランダでも簡単に栽培できます!ぜひチャレンジしてみて下さいね。


 
 
 

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