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涼しくなってきた秋が植えどき!にんにくのプランター栽培について

  • 執筆者の写真: compactagri
    compactagri
  • 2021年10月6日
  • 読了時間: 3分

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にんにくは保存が利く便利なスタミナ野菜です。プランターでも充分栽培可能!寒さにとても強く手もかからないので、実は初心者の方にもおすすめです。涼しくなってきた秋に植え付けし、寒い冬を越して初夏に収穫します。収穫後は風通しの良い場所につるして保存すれば、長期間保存できてとても便利です。にんにくは色々な品種があり、地域により育てやすい品種があります。お住まいのエリアの種苗店やホームセンターで購入すれば間違いありません。ネットで購入する際は注意しましょう!今回はにんにくのプランター栽培についてご紹介していきます。

栽培に必要なスペース

にんにくのプランター栽培に必要なスペースと推奨するプランターサイズは以下の通りです。


◉プランターサイズ

標準サイズ(容量20L)


◉必要なスペース

幅:50〜60㎝ 高さ:60〜70㎝ 奥行:3㎝


栽培に適した時期
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植えつけ:9月下旬〜10月末まで

収穫:5月下旬〜6月末まで


準備するもの

◉プランター(標準サイズ)

◉培養土

◉鉢底石

◉化成肥料

◉じょうろ

◉にんにくの球根


栽培スタート!

◉プランターの準備

プランターの底に鉢底石を敷き、その上に培養土を入れます。

(土を入れる量はプランターの縁から2㎝くらい下まで)


◉植えつけ

にんにくの球根を1片ずつ、薄皮が残った状態に分けていきます。10〜15㎝ほどの間隔をあけて2本の植えつけ溝を作ります。1片ずつ分けた球根のとがった方を上にして、溝の上に10cm間隔で置いていきます。土の上に置いた球根を押し込んで、土を5〜6cmほどかぶせていきます。

◉水やり、発芽

にんにくは湿度を嫌う為、水のやりすぎには注意しましょう。地植えの場合は水やりの必要はありませんが、プランター栽培では土がカラカラに乾かない程度に様子を見ながら水やりして下さい。発芽までは2週間ほどかかります。寒い気候の場合は翌春になる事もあります。


◉追肥

にんにくは発芽後、球根自身の養分で生長していくのでしばらく追肥は行いません。

栽培期間中の追肥は年内に1回、春先に1回の合計2回です。


*1回めの追肥

植えつけから約1ヶ月後が目安です。化成肥料10gを列と列の間にパラパラとまき、土と混ぜ合わせて株元に寄せます。


*2回めの追肥

春先に茎が生長し始めた頃が目安です。1回目と同様に同量を追肥します。土の量が減っているようなら新しい土を足しましょう。


◉収穫(種まきから8〜9ヶ月後)

にんにくは茎や葉が枯れ始めたら収穫のタイミングです。この頃になると球根が丸々と太っています。球根を優しく掘り出し、風通しのよい日陰につるして保存します。ネットに入れてもOK。きちんと乾燥させて保存すれば、秋まで保存できて次の植えつけにも使えます!収穫量はプランター1つからおおよそ10個程度です。


にんにくの栽培まとめ

◉栽培適期

 植えつけ:9月下旬〜10月末まで

 収穫:5月下旬〜6月末まで

◉推奨プランターサイズ

 標準サイズ(容量20L)

◉植えつけ〜発芽

 2列に10cm間隔で植えつけ

 発芽までは2週間程度(寒冷地では翌春になることも)

 土がカラカラに乾燥しない程度の水やり(水のやりすぎには注意)

◉追肥のタイミング、追肥の量

 1回め追肥:植えつけから約1ヶ月後

 2回め追肥:草丈が生長しはじめた春先

 いずれも化成肥料10g、土が減っていたら新しい土を足す。

◉収穫

 植えつけから8〜9ヶ月後、茎や葉が枯れ始めたら収穫のタイミング。

 優しく土から掘り起こして収穫。風通しの良い日陰につるして乾燥保存。

◉収穫量の目安

 プランター1つから10個程度

 

以上、にんにくのプランター栽培についてご紹介しました。収穫まで時間はかかりますが、2回の追肥のみでまったく手がかかりません!乾燥と寒さにも強く、実は失敗しづらい野菜なので初心者の方にもおすすめです。長期間保存が出来るのも嬉しいポイントですね。ぜひチャレンジしてみてくださいね。


 
 
 

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