top of page

食卓の定番ハーブ!摘みたての香りを楽しみたいバジルのベランダ栽培について

  • 執筆者の写真: compactagri
    compactagri
  • 2022年1月4日
  • 読了時間: 4分

バジルはパスタやピザなどイタリア料理に無くてはならないハーブですが、最近は日本の食卓にとってもなくてはならない定番ハーブなのではないでしょうか。バジルは発芽率がとっても高く、病害虫の被害が比較的少ないので初心者の方にも育てやすい野菜の一つ。摘みたてのバジルはより一層香りが高く、カプレーゼサラダなど生で食べるととても美味しいですよ。私たちがよく目にするバジルは「スイートバジル」ですが、他にも「レモンバジル」「シナモンバジル」「ホーリーバジル」など品種は様々。育て比べてみるのも楽しいですね。たくさん収穫出来るのでバジルソースなどにして保存するのもおすすめです!

栽培に必要なスペース

バジルのベランダ栽培に必要な、推奨プランターサイズとスペースは以下の通りです。


◉プランターサイズ

小型〜標準サイズ(容量10〜20L 幅40〜60㎝×奥行30㎝)


◉必要なスペース

幅:40〜0㎝ 高さ:50〜60㎝ 奥行:30㎝


栽培に適した時期

種まき:4月上旬〜6月末まで

収穫:6月上旬〜10月下旬まで

準備するもの

◉プランター(小型〜標準サイズ:容量10〜20L 幅40〜60㎝×奥行30㎝)

◉培養土

◉鉢底石

◉化成肥料

◉じょうろ

◉種

◉ふるい(あると便利です)


栽培スタート!

◉プランターの準備

プランターの底に鉢底石を敷き、その上に培養土を入れます。

(土を入れる量はプランターの縁から2㎝くらい下まで)


◉種まき(筋まき)

2列で筋まきにします。

用意した細長い棒を土に押し当て、10〜15㎝ほどの間隔をあけて種まき溝を2本作ります。種まき溝に1〜2㎝間隔で種をまき、まき終えたら種が隠れる程度に薄く土をかけて軽く押さえ土となじませます。ふるいを使って土をかぶせると、まんべんなく薄くかぶせることが出来ます。最後にたっぷり水やりをします。


◉水やり、発芽

発芽までは5〜10日程度です。それまでは欠かさず毎日水やりをしましょう。


◉間引き、追肥

栽培期間中に3回の間引きを行います。


*1回めの間引き

双葉が開く頃が目安です。混み合っているところを葉が触れ合わない程度になるべく等間隔になるように間引きします。


*2回めの間引き(同時に1回目の追肥をします)

本葉が5〜6枚の頃が目安です。株が10〜15㎝間隔になるように間引きします。

間引き後、化成肥料5g(標準サイズプランターの場合は10g) を追肥します。列と列の間にパラパラとまき、土と混ぜ合わせて株元に寄せます。土の量が減っている場合は、このタイミングで新しい土を株元に足しましょう。


*3回め以降の間引き(同時に追肥をします)

隣の株と葉が重なるくらいに成長してきたら、その都度間引きをします。最終的には小型サイズのプランターであれば2株、標準サイズのプランターであれば4株くらいになるように間引きします。追肥は3回目と同様です。


間引き菜は食べられます!


◉収穫(種まきから1.5ヶ月後〜)

葉が大きくなってきたら、その都度若い葉から摘み取り収穫していきます。花芽がつくと葉が成長しなくなってしまうため、花穂が出始めたら早めに摘み取ります。葉だけを摘み取るように収穫していくと新芽がどんどん増えていくので、長期間収穫を楽しめます。

収穫量はプランター1つ(2株)からおおよそ200g〜400g程度です。


バジルの栽培まとめ

◉栽培適期

 種まき:4月上旬〜6月末まで

 収穫:6月上旬〜10月下旬まで

◉推奨プランターサイズ

 小型〜標準(容量10〜20L 幅40〜60㎝×奥行30㎝)

◉種まき〜発芽

 10〜15㎝間をあけて2列の筋まき

 種まきは1〜2cm間隔で

 発芽までは5〜10日

 毎日の水やり必須

◉間引きと追肥のタイミング、追肥の量

1回め間引き:双葉が開いた頃に葉が触れ合わない程度の等間隔

2回め間引き:本葉が5〜6枚の頃に株間10〜15㎝目安

3回め間引き:隣の株と葉が重なり合うくらい成長してきたら

       ⇒小型プランターで2株、標準プランターで3〜4株を目安に間引きする。

追肥:2回め、3回めの間引き後に化成肥料5〜10gずつ。土が減っていたら培養土を足す。

◉収穫

種まき1ヶ月半後〜

葉が大きくなってきたら、若い芽から都度摘み取って収穫する。

花芽がつくと成長が止まるため、花穂が出たらすぐに摘み取る。


以上、バジルのベランダ栽培についてご紹介しました。成長した若い芽を摘み取るように収穫をしていけば、わき芽が再び伸びてくるので長期間収穫を楽しめます!収穫を始めてからは、わき芽の成長が遅いようであれば定期的に追肥していきましょう。摘みたてのバジルは香りがとても良く、甘みもあってとっても美味しいですよ。自家製バジルソースを作ってみるのもおすすめです。ぜひバジルの栽培、チャレンジしてみてくださいね。

 
 
 

Comments


ニュースレター配信中

ご登録ありがとうございます。

bottom of page